腐看護師の聖地巡礼日記

好きな漫画・アニメから聖地巡礼記録などなどを書いていけたらいいなと思っています。初ブログなので生温かい目で見守って頂けると幸いです!!もう4年目になりました笑笑

来派黒幕説を否定したい審神者〜刀剣乱舞〜

 

日本刀の刀工の流派の一つである来派が黒幕になるのがただただ単純に堪えきれないため、どうにか来派黒幕説の要因を違う方向で考えられないか検討してみた。

 

来派黒幕説の3つの要因は回想11、三条大橋のボスドロでしか明石国行をゲットできなかったという件、そして明石の破壊時の意味ありげな破壊ボイスの件があげられる。

一つの目の要因である回想11については、明石実装前につくられていた回想であるということからなにかしら運営が実装前から明石という存在をプレイヤーに印象づけておきたかったのではないかと考える。

回想11によってプレイヤーより考えられた明石に対しての考えの中でも、明石が本丸に来る前にどこかで活動しているから、そこにいるはずもない明石に対して愛染の「蛍丸をほおっておいて」という言葉が回想中に出てきたのではないかという仮説が一番多い。そのため、この仮説を前提にいろいろと私なりに後の2つの謎をひも解いていきたい。

後の二つは三条大橋のボスドロでのみ明石がゲットできるのは、敵とともに歴史修正しているからではないかという仮定と、明石のいみありげな破壊時のボイスである「すまない、ほたるまる、かえれそうもない」が歴史をかえれそうもないととらえられることができるという仮定である。

 

まずは、三条大橋のボスマスでしか明石をゲットできなかったという件について検討していきたい。

 

そもそも京都という場所は他の戦場とは違い歴史修正軍は夜に出現する。しかし、歴史修正軍の部隊には、夜戦を得意とする短刀や脇差だけではなく太刀や大太刀、槍も結成されている。そもそも出現する場所は歴史修正軍が選択しているため、夜戦を想定して歴史修正軍が出現しているのであれば、有利な結成をするはず。

であるのであれば、京都での歴史修正軍はそもそも昼の戦いを想定していたのではないだろうかと私は考える。

かつ、ボスマスで明石がゲット、更に現在では鍛刀ができることをかんがえると明石が歴史修正に加勢しているという可能性は低いのではないか、また、もし歴史修正軍側だったとして太刀である明石がわざわざ夜戦に参加する必要性もなければ参加することで得られるメリットも少ない。

以上のことを踏まえて、私は明石がどの勢力に所属しているのかは定かではないが、明石個人で歴史修正軍と戦っていたのではないかと考える。

昼間に力を発揮する明石が昼間に出現した歴史修正軍と戦っていたとしたら、明石が活動できない夜にしか歴史修正軍は出陣できなくなる。そうなれば、京都のみ夜戦であることや、歴史修正軍の戦場に合わない部隊結成も納得できると思う。

また夜には活動できない明石はボスマスで夜を過ごして、夜間にボスマスまで来られる部隊を見つけたら協力しようとドロップしてくれていたのではないだろうかと思いたい。

池田屋で待機していないのは太刀のため、そもそも日中でも屋内は戦いにくいからではないだろうか。

 

次に明石のいみありげな破壊時のボイスである「すまない、ほたるまる、かえれそうもない」が歴史をかえれそうもないととらえられることができるという仮定である。

 

これはまずは明石のキャラデザから考察していきたい。刀剣乱舞ミュージカルでも一人一人の刀それぞれの歌詞があるが、明石の場合「この身に刻みしは三鈷の利剣輝きわたる」だった。明石国行は来国行作の刀の中でも、三鈷の利剣を刀の中に掘ってあるという珍しい刀であることが有名である。三鈷の利剣というのは仏教の法具であるが、その中でも不動明王を表す法具である。明石に伝来したことや来派であることを歌詞にせずに三鈷の利剣についてフォーカスした歌詞をつくったということは明石国行が仏教に通じていてもおかしくないのではないかと考える。

明石国行が仏教に通じているのであれば、納得できる点がある。

明石の首に着けているアクセサリーである。明石は首に3本のラインが入るようにアクセサリーを入れている。首に三本の線、これは英国とかであれば、もともと罪人の証であったといわれているが、仏教では3道といわれ仏像の首にはよく三本の線がきざまれる。

この3道にも諸説あるが、

「三道とは、正しいものをみて、それに基づき修行をおさめ、もはや学ぶことのない状態をしめすものである。=悟った状態」とある。

明石がアクセサリーをすることが、仏教でいう何かを知り、そのことに基づいて修行をおさめて、もはや学ぶことがない状態なのであれば、正しい歴史を知り、それにもとづき戦ってきたからこそ、歴史とはなにか、なにが正しい歴史なのかを刀剣男士の中で唯一知っている存在なのではないだろうか。

そう考えると、全てを知っていて、歴史というものが何か疑心暗鬼になりながら戦う必要性がないからこそ、明石国行がなにもやる気がしない、気楽にやりましょうという体であることが納得できると思う。

では、さまざまいる歴史修正軍のなかで明石国行はなぜ太平洋戦争阻止布石部隊とたたかっていたのだろうか。

その点については蛍丸について言及していこうと思う。

蛍丸阿蘇惟澄の愛刀としてしられ、夜に刀に集まった蛍が刀の傷をなおしたと言われていることから、蛍丸といわれている。

また、その後は阿蘇神社にあったが、太平洋戦争中に神社側が警察に刀を預けたあと終戦後行方が分からなくなっている。というのが事実である。

その後の行方としては諸説あるが、太平洋戦争に日本が負けGHQによって収集された刀の中に蛍丸はあったのではないかという説がよく言われている。

この説があったことから、明石国行は太平洋戦争阻止布石部隊とともに戦い太平洋戦争が起こることを阻止していたのではないかと来派黒幕説がささやかれている。

しかし、太平洋戦争が起こらないことによって蛍丸が助かっているという確証はなく、もし明石が正しい歴史を知り悟っている状態であると仮定するならば、審神者側につき歴史修正軍と戦っているのは、正しい歴史を守ることが蛍丸、ひいては来派にとって大事なのだろう。

太平洋戦争が起き日本が負け、GHQが刀を没収したという事実があり、かつ太平洋戦争の中で蛍丸が行方不明になったという事実が合わさって、没収した刀の中に蛍丸がいたという可能性ができた。その可能性が濃厚であると現在されているからこそ、蛍丸を再現させてあげたいという希望、信仰ができたのではないだろうか。

 

付喪神というものは「長く使われた道具や憑代に精霊がつき霊威を得たもの」であると定義されている。2015年刀剣乱舞ができたときは蛍丸の憑代はまだなく、蛍丸という刀があったという概念でしかなかった。

しかし、蛍丸を実際に見たい、現存していてほしいという希望が深まることで、2016年から蛍丸の写しが作られ始めて、2017年に阿蘇神社に奉納されている。

 

これは付喪神として必要な憑代が作成され、神社に奉納されるという神格、霊位を得るために最適な状態に蛍丸はなっているのではないのではないだろうか。

 

この蛍丸が2205年までに付喪神になれる正しい歴史を知っている明石であれば、蛍丸という付喪神が誕生するためには太平洋戦争が起こることによってふかまった信仰が必要だったと知っているのではないか。また、奉納された翌年に明石国行が鍛刀できるようになったことは偶然ではないと信じたい。しかし、蛍丸が一度消失し、また付喪神になったということは、皮肉にも喪がついた神である。

 

歴史というものは言い伝えによる歴史や確かに存在したことによる確かな歴史とある。

そうなれば明石の破壊ボイスである「すまない、ほたるまる、かえられそうもない」という言葉の意味は

「信仰、言い伝え、概念というようなあいまいなものから、憑代の存在した確かな存在に変えられそうもない」という後悔なのではないだろうかと考える。

 

以上のことをふまえて、来派は黒幕なのではなく、私は明石国行を先頭に来派は正しい歴史を知った上で、蛍丸付喪神として未来に現存させるために審神者に力を貸してくれているのではないかと考える。愛染国俊が修行の際に手紙で語ったように来派が審神者のために力を発揮することができるように、まずは来派を信じ続けて行きたい。

 

 

 

 

ps:歌合楽しかったですね😇😇😇😇私は無事かねさんにファンサもらえて泣きました😇😇😇😇

love Forever♥️♥️♥️♥️♥️一生推す♥️♥️♥️グリアリが私の墓✨✨✨✨✨